なぜ「春牡蠣」を選ぶの?広島オイスターのおいしさの原点
2026年8月17日
広島オイスターの原材料はとてもシンプルです。
広島県産の春牡蠣と藻塩だけ。
前回は、そのシンプルなものづくりについてご紹介しました。
では、なぜ数ある牡蠣の中から「春牡蠣」を選んでいるのでしょうか。
今回は、広島オイスターのおいしさの原点ともいえる、春牡蠣へのこだわりをご紹介します。
「牡蠣の旬」は、ひとつではありません
牡蠣といえば、冬の味覚というイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。
鍋や牡蠣フライなど、冬に食べる機会が多いため、「牡蠣=冬が旬」と思われがちです。
しかし、広島オイスターが使用しているのは、2月から4月頃に水揚げされる「春牡蠣」。
この時期の牡蠣は、身入りが良く、旨味成分であるグリコーゲンやアミノ酸を豊富に含んでいます。
実は、春牡蠣があまり知られていないのは、市場に多く出回るのが冬だからです。
一方で、旨味という点では、春ならではの魅力があります。
広島オイスターは、その魅力に着目し、原料として春牡蠣を選んでいます。

おいしさを引き出すための原料選び
広島オイスターは、牡蠣の味を強くするための調味料ではありません。
料理全体の旨味を支える「牡蠣エキス」です。
だからこそ、どんな牡蠣でも良いわけではありません。
旨味をしっかり蓄えた春牡蠣だからこそ、余計な調味料を加えなくても、料理を引き立てる自然なコクが生まれます。
原材料を選ぶところから、ものづくりは始まっています。
広島の恵みを、そのまま届けたい
政之助商店では、広島の隠れた食材や地域の魅力を、もっと多くの方に知っていただきたいという想いがあります。
春牡蠣も、そのひとつです。
全国的にはまだ広く知られていませんが、広島の豊かな海が育んだ、この時期ならではの旨味があります。
「広島には、こんな魅力もあったんだ。」
そう感じていただけるきっかけになれば嬉しく思います。


まとめ
広島オイスターのおいしさは、製法だけで生まれるものではありません。
どんな原料を選ぶのか。
その答えとしてたどり着いたのが、広島県産の春牡蠣でした。
素材の力を信じ、そのおいしさを丁寧に引き出す。
そんなものづくりを、これからも大切にしていきます。
次回は、約70年受け継がれてきた広島オイスターの製法についてご紹介します。